歯のクリーニング

歯のクリーニングの重要性

cleaning

歯のクリーニングは、歯垢と歯石の除去を目的としています。歯垢は食べ物の残りかす、唾液、そして細菌が結合して形成される柔らかな層であり、これが硬化すると歯石となります。 歯科医師や歯科衛生士がクリーニングを推奨する主な理由は、未処理の歯垢や歯石が歯肉炎や歯周病を引き起こす可能性があるからです。通常のブラッシングやフロスでは除去できない歯石は、専門的な手法でのみ取り除くことが可能です。 例えば、歯のクリーニングを怠りがちな場合、歯周病が進行し、最終的には歯の喪失につながることがあります。歯を失うと、咀嚼機能が低下し、全体的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。 したがって、定期的な歯のクリーニングによって歯垢や歯石を効果的に取り除くことは、虫歯や歯周病のリスクを減らし、健康な歯を維持するために極めて重要です。

ハレノテラス歯科・矯正歯科のアプローチ

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは

PMTCは、「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、高度な歯科医療機器を用いて行われる専門的な歯のクリーニング方法です。この治療は、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使用して、歯面に付着した歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に除去します。

PMTCのプロセス

  1. 初診: 患者様の口内状況を詳細に診断し、クリーニング計画を立てます。
  2. 専用機器の使用: 超音波スケーラーやポリッシャーを使用し、歯垢と歯石を根本から除去。
  3. 研磨: 特殊なペーストで歯を磨き、表面を滑らかにして汚れが付着しにくくします。
  4. フッ素塗布: 歯の再石灰化を促進し、むし歯予防に効果的なフッ素を塗布します。

PMTCのメリット

  • 歯周病予防: 歯垢と歯石を根本的に除去することで、歯周病のリスクを大幅に減少させます。
  • 口臭改善: 口内の清潔を保ち、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑制します。
  • 美しい笑顔: 着色汚れを除去し、自然で健康的な白い歯を取り戻します。
  • 長期的な健康維持: 定期的なPMTCは、長期的な口腔健康を支える基盤となります。

おすすめの頻度

一般的に、半年に1回のPMTCを推奨していますが、個人の口内状態や生活習慣により、その頻度は異なる場合があります。定期的な診断を通じて、最適なクリーニングスケジュールを提案いたします。

ケアルームで快適なメンテナンスを

ケアルームで快適なメンテナンスを

当院は、歯のクリーニングやメンテナンスを行う専用の「ケアルーム」を完備しています。診療室とは隔てているので歯を削る音や会話、雑音などは聞こえません。どうぞお気軽にメンテナンスを受けていただければと思います。

3~4ヶ月に一度の定期健診でお口の健康を守る

予防治療では定期健診を実施しています。定期健診はお口の健康状態を調べる歯の健康診断です。人間ドックで全身の健康状態を調べるように、定期健診を受けることで、むし歯・歯周病の早期発見・早期治療につながります。むし歯・歯周病チェックの他に歯のクリーニングなどでお口の衛生環境も整えます。むし歯や歯周病になりにくい環境を維持するためにも、3~4ヶ月に1回の定期健診をおすすめしています。

当院の予防治療メニュー

当院では、PMTCやブラッシング指導を中心とした予防処置を行っています。定期的に受診することで、むし歯・歯周病になりにくい健康な歯を作ります。

PMTC

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は歯の専門家が行う本格的な歯のクリーニングです。当院では歯科衛生士が専用器具を使って歯に付いた汚れを徹底的に除去します。細菌も一緒に除去しますので、むし歯・歯周病予防・口臭予防効果も見込めます。
一本一本を丁寧に磨き上げるので歯の表面がつるつるになり、お口の中がスッキリします。快適な口腔状態を保つためにも、3~4ヶ月に1回の受診をおすすめします。

ブラッシング指導

磨き癖があると歯ブラシが上手く当たらず汚れが残ってしまう原因になります。
正しい磨き方を身に付けることで汚れを隅々まで落とせるようになります。歯ブラシが当たりにくい部分を歯科衛生士が確認して、汚れを効果的に落とすブラッシング方法を指導します。

お子さまに「一生健康な歯」という、かけがえのないギフトを授けましょう

お子さまに「一生健康な歯」」という、かけがえのないギフトを授けましょう

子供のむし歯予防はマイナス1歳からと言われています。
産まれてすぐの赤ちゃんにはむし歯の原因となる菌は存在しません。むし歯になってしまうのは、お母さまをはじめとするご家族からの感染によるものなのです。

妊娠中は女性ホルモンの変化や生活環境の変化により、むし歯や歯周病になりやすい状態です。歯周病にかかってしまうと早産のリスクをも高めてしまうため、注意が必要です。むし歯にかかってしまうと、出産後お子さまへのむし歯感染リスクを高めてしまいます。

「マイナス1歳からの予防治療」は、赤ちゃんがお腹の中にいる間のお母さま自身の予防の大切さを意味しています。
健康な口腔状態で妊娠生活を送っていただくこと、そして赤ちゃんを迎えることが、お子さまのお口の健康につながっています。そのためにも定期健診を受け、専門家によるケア、アドバイスをお受けいただければと思います。

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